日本を代表するブランドプロデューサー・柴田陽子さんの現場に、約3ヶ月にわたり密着したドキュメンタリー番組を見ました。
ブログのブランディングや差別化など、ブロガーの悩みを解決するヒントが満載でした。
目次
ブランドプロデューサーの仕事とは
柴田陽子さん(以下、柴田さん)のブランドプロデューサーの仕事とは
商品やサービスなどの “売りとなる特徴” を戦略的に作り上げること。その対象はあらゆるものに及ぶ
さまざまな業界の企業とのプロジェクト(ホテルや金融商品、タクシーの接客マニュアルなど)が、常時20件以上動いているそう。
「ブランディングというのは相手(お客様)にどう思われるか、どういう感想を持ってもらうかを戦略的に作る、コントロールしていく」
依頼が殺到するのもうなずけるほどの実績。
「他に代わる方を探すのは非常に難しい」と名だたる企業や経営者が絶大な信頼を寄せるのは、結果を出しているから。
「自分よりうまくやる人はいるってどこかで必ず思ってるので、その誰か知らない人に負けないようにいつも最善を尽くすということと、いつも次の伸びしろになるような反省とか後悔をもって頑張ろうと思っています」
somo
プロフェッショナルとは、「結果を出す人」
柴田さんにとってプロフェッショナルとは、「結果を出す人」。
「成功させるという結果に導くためには、確信が持てている提案だということが結果に大きく関わるので、ここにはこうだとか、自分で深く感じて、ゴールをイメージできるというところまでやらないと結果も出ない」
somo
確信を持って伝えられるか
「成功させるという結果に導くためには、確信が持てている提案だということが結果に大きく関わる」
誰よりも提案する側が、成功の確信、成功したイメージを実感できること。
そのレベルに到達した提案のみが結果を出すと知って、自分の記事のクオリティ判断に生かしたいと思いました。
somo
ブランドをつくる上で「コンセプト」が最も大切
ブランドをつくる上で、最も大切にするのが土台に据える「コンセプト」
コンセプトワードで印象が決まる
「伝わったか伝わらないかの紙一重の部分が、すべて勝負なんですよね」
柴田さんはプレゼンで、コンセプトを具体化した物語(客の立場になり何を体験し何を感じるのか)を、まるでその場にいるかのように語っていました。
プレゼン相手は「すごくリアル、お客さんが喜んでいる姿をすごく感じた」と話し、同じイメージを分かち合えたようでした。
お客様が立つ場所から見える風景をすごく大事にする
携わっているプロジェクトをこれだけの成功に導く秘訣を知りたくて、録画した番組を何度も見返しました。
わかったのは、柴田さんは常に「お客様目線」。
「お客様が立つ場所から見える風景をすごく大事にするんですね」
消費者の立場になりきり何を求めているか想像をふくらます
「私たちの仕事も全部想像力で成り立っている」
商品やサービスのブランド作りをする時、柴田さんの立ち位置は「お客様」。
「ブランディングというのは相手(お客様)にどう思われるか、どういう感想を持ってもらうかを戦略的に作る、コントロールしていく」
そもぴよ
somo
やっていることは秘書時代と変わらない
ブランドを作ることを専門にする会社を立ち上げたのは柴田さんが32歳のとき。
柴田さんは独立前に外食産業で秘書経験があり、やっていることは秘書時代と変わらないのだそうです。
「私は目の前にあることに一生懸命取り組んでいたら、こんな人と出会ってそんな人がこんな職業を教えてくれて、その職業に就いたらこんなプロジェクトと出会ってとなっていったので、日々の取り組み方のみが未来の自分をつくる」
道の真ん中を、歩け
ブランドを作る時、柴田さんが大切にする流儀は極めてシンプルなもの。
奇をてらったこととか、面白くて頭良さそうな言葉を選ぶのではなくて、正攻法のやり方で堂々と道の真ん中を歩くかのように、一番シンプルで一番直球で、それが世の中を変えられるくらい力のあるものだと思います
柴田陽子さんのファッションブランド「BORDERS at BALCONY」
BORDERS at BALCONY(ボーダーズ アット バルコニー)は、2013年に立ち上げた柴田陽子さんプロデュースブランドです。
BORDERS at BALCONYのお洋服は、番組内で柴田さんや事務所のスタッフさんたちが着用していました。
BORDERS at BALCONY(ボーダーズ アット バルコニー)
この記事のため引用と参考にしました
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」
晴れた道の真ん中を、歩け
ブランドプロデューサー・柴田陽子